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よくあるご質問

屋根瓦は重く、地震に弱いのでは?

阪神淡路大震災直後、マスコミでそのような情報が流されました。しかし、その後、専門家の調査によって、倒壊した家の大半が建築基準法の施行以前に建てられた家であり、屋根重量に耐えられる構造になっていなかったことが明らかにされました。
活断層の真上という場合は別にして、建物の老朽化や筋交いの不足、白蟻などによる柱や梁の腐蝕などが原因だったのです。

また、震災以前は土葺き工法の家がほとんどでしたが、震災後は引掛桟葺工法が多く採用されるようになりました。
引掛桟葺工法で各種団体が実物大の振動実験を行い、確かな品質と安心をお届けすることができるようになりました。

瓦はシックハウス症候群やアトピーなどのアレルギー症状にいい影響があるの?

瓦葺きの屋根は、瓦の重なり部分にある空気の通り道が、自然な通気と換気を促します。
住居の湿度や温度を調節し、屋根全体が巨大な空調設備の役割を果たすわけです。
近年、人工合板を大量に用いて、高気密な住宅が増加していますが、アトピー性皮膚炎の原因といわれるハウスダストや家ダニも、通気性が関係しているのではないかと言われています。

瓦自体がまず、自然素材であり、無害な建材です。ホルムアルデヒドなど有害物質の心配もありません。
さらに、瓦には備長炭のように有害な物質を吸い取る作用があります。自然換気をしながら、浄化、癒しを与えてくれる、瓦には優しい機能があります。

瓦葺きの屋根は、夏涼しく、冬は暖かいの?
屋根材には、熱を建物内に伝えない断熱性が必要です。
瓦は夏場は直射日光を反射することで涼しさを保ち、冬場は瓦の断熱性に加えて室内に蓄えられた空気層が温かさを逃がしません。
こうした屋根材の断熱性の違いにより、室内の快適性が大きく変化し、年間の冷暖房費の違いという経済的な効果にもあらわれます。
「夏涼しくて冬暖かい」という瓦への評価は、日常生活から経験的に培われた評価だといえるでしょう。
屋根葺き替えの際に、太陽光発電システムの取り付け工事は可能ですか?
弊社では、太陽光発電システムの取り付け工事も承っております。
新築・葺き替えの際はもちろん既存瓦屋根への設置も可能ですので、お気軽にご相談ください。
粘土瓦は高いというイメージがありますが?
瓦のデザインも多彩になり、洋風住宅やモダンなデザインを引き立てる屋根材としても人気が高まっています。ところが施主さんには、費用の点で躊躇されることが多いようです。確かに葺き替えの費用だけを見れば、セメント系やスレートの屋根の方が安あがりかもしれません。

ただし、これらの屋根材が経済的かというと、答えは違います。屋根は、20年、30年と住まいを守るものであり、購入価格と併せて維持費も比較して選びたい特別な買い物です。たとえばスレートやセメント瓦は、粘土瓦に比べて時の経過による劣化が大きいため、手入れにコストがかかります。スレート、セメント瓦いずれも!0年後には補修が必要となり、その時点ですでに粘土瓦の方がコスト安になるのです。そしてこの維持費の差は、年月とともに大きく開いていきます。

粘土互の屋根はまた、断熱性に優れ、他素材に比べて冷暖房費を抑えることができます。メンテナンス費に加えて、エネルギー代にも生じるコスト差。葺き替え後、通常数十年住むことを考えれば、粘土瓦の経済性がきわだってくるのです。

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